株式会社脳機能研究所による感性実験のデータ計測・考察
協力:株式会社脳機能研究所
ハーモニーベルを使用し、ストレスの軽減、増加、喜びの軽減、増加を検証
ハーモニーベルを使った実験
以下のハーモニーベルを使用し実験しました。
グラフ記載名 | ハーモニーベル名称 | ハーモニーベルの目的 |
---|---|---|
a | ストレス軽減 | ストレスを軽減させる |
b | ストレス増加 | ストレスを増加させる |
c | 喜び増加 | 喜びを増加させる |
d | 喜び軽減 | 喜びを軽減させる |
被験者ごと・指標ごとで個人の個性を基準化した後、二人のデータを平均化して全体傾向をみてみた。
※全データの平均値を0値とする(基準値)
- ①「ストレス軽減」-「ストレス増加」は、R:リラックス指標で、定義通りの結果となっている。
- ②「ストレス軽減」-「ストレス増加」は、N1:怒り/ストレス指標で、定義どおりの結果となっている。
- ③「喜び増加」-「喜び軽減」は、P1:喜び指標で、定義どおりの結果となっている。
- ④「喜び増加」-「喜び軽減」は、N2:悲しみ指標で、定義どおりの結果となっている。
【まとめ】
- ① ハーモニーベルの脳波を用いた感性実験が支障なく行えたことで、今後の本格実験の可能性が展望できた。
- ②感性指標を用いた音叉の感性解析・評価は、ほぼ定義どおりの結果を得ることができた。
- ③定義どおりの結果だけでなく、各音叉の感性的特徴を推定することの可能性も窺えた。これは異なる音叉の目的別使用が可能となることを意味する。
- ④音のジャンルの違い・周波数と感性指標との関連性が検討できた。これは音叉の物理的開発とその利用法にヒントを与えると思われる。
- ⑤CDの内容による違い、聴取法のちがいによる感性効果の評価の可能性が示唆された。
本実験にご協力をいただいた脳機能研究所の皆様、実験会場を提供していだいた東工大横浜ベンチャープラザIM室の皆様、ありがとうございました。
Copyright (C) 2015 RFS Research Institute Inc. All Rights Reserved.