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株式会社いかがくによる 分泌型IgAを指標とした解析

協力:株式会社いかがく


ハーモニーベルセッション【宇絵】が免疫機能におよぼす影響:

唾液中分泌型IgAを指標とした解析


【要約】

ハーモニーベルセッション【宇絵】が、身体、特に免疫機能に与える影響を調べる目的で唾液中分泌型IgA値(※)の変動を調べた。40代から50代の健康な男女の被験者において、ハーモニーベルセッション【宇絵】を10回受けてもらい、セッションの1回目の前後と10回目の前後に、唾液を採取し、分泌型IgAを測定した。1回目の実験は5月、10回目の実験は8月に実施。被験者がハーモニーベルセッション【宇絵】を受けた間隔は、およそ週1回のペースで実施した。

その結果、1回目時の実験では、5名中4名でセッション前よりセッション後に分泌型IgAの数値が上昇し、10回目時の実験では、5名全員セッション前よ りセッション後に分泌型IgAの数値が上昇し、ほとんどの場合でセッションによって分泌型IgAが上昇することが確認された。また、2回目の実験で分泌型 IgA値の上昇する確率が上がったことについては、繰り返しセッションを受けたことによる効果である可能性もあるので、追加的に検討したい。

今回の検討結果は、ハーモニーベルセッション【宇絵】には、直接的かリラックス等を介した間接的かどうかは不明であるが、結果的に免疫機能を向上させる効果があると示したと考えられる。

※分泌型IgAとは、免疫的な防衛機構として粘膜免疫を構成する重要な因子であり、微生物の粘膜上皮接着抑制作用、ウイルス、毒素に対する抗体中和作用な ど、極めて重要な生体防御機能を担っているため、免疫機能の指標のひとつとして利用できると考えられている。 分泌型IgAは、口の中や腸の中で常に分泌されており、日頃から存在する。コンディションが下がると、分泌型IgA値が下がり、逆にコンディションが上が ると分泌型IgA値が上がるといわれている。また、心理的ストレスや比較的長時間の急性運動によって一過性に低下することが報告されている。

【ハーモニーベルセッション【宇絵】の目的】
バランスを整え、人間が本来持つ自然治癒力を高める。


【ハーモニーベルセッション【宇絵】から期待される効果】
体の歪み、詰まり(緊張、硬直)を緩め、呼吸を深める。
思考、感情の偏りを取り、緩めていく。
体から余分な力を抜き、心の硬さを解消。
柔らかな体と心作りができるようにする。


【対象】
40代~50代の特に健康上問題のない男女5人(男性3名 女性2名)を対象とした。
被験者は、セッションを受けた以外は平常通りの日常を過ごした。


【方法】
・期間:およそ3ヶ月
・セッション回数:10回
・データ比較:1回目のセッションを受ける前と後の分泌型IgA値と
10回目のセッションを受ける前と後の分泌型IgA値を比較 ※唾液から抽出する方法

・唾液採取回数:1回目セッション前後の2回と10回目セッション前後の2回、
 合計4回

  1. 唾液採取方法:口の中に綿を2分ほど含む
  2. 唾液中分泌型IgA測定:免疫測定法(サンドイッチELISA法)

・セッション時の体勢(セッションベッドに横たわる):うつ伏せ25分→
仰向け12分→うつ伏せ17分→仰向け15分 ※被験者は、概ね睡眠状態


【グラフ】
ハーモニーベルセッション【宇絵】の分泌型IgA値実験

コルチゾール値の変化 コルチゾール値の変化

 

コルチゾール値の測定結果

 

【検査会社】
株式会社いかがく (本社:京都市伏見区)


【結果】

  • ・1回目セッションの実験では、分泌型IgA値は、セッションを受ける前より、受けた後のほうが5人中4人上昇した。上昇率は、80%。
    ・1回目セッションの実験で、被験者Eの分泌型IgA値がセッション前よりセッション後に減少している。分泌型IgA値に影響を及ぼす要因には様々なこと が考えられるが、被験者Eの1回目セッション前の分泌型IgA値の数値が高かったのは、その時点での被験者Eの状態が作用したと思われる。
    ・10回目セッションの実験では、分泌型IgA値は、セッションを受ける前より、受けた後のほうが5人中5人上昇した。上昇率は、100%。
    ・1回目セッションの実験結果より、10回目セッション結果のほうが、分泌型IgA値が上昇する確率が上がったことにより、セッションを繰り返すことの有 用性を指示していると思われる。尚、セッションを繰り返すことの有用性を実証するためには、更にN数を増やして実験を重ねる必要があると思われる。今後の 課題としていきたい。
    ・1回目、10回目セッション前後での実験結果から、この方法がコンスタントに人の免疫機能を上昇させるひとつの方法であると言える。
    ・対象被験者数は、5名と少人数ではあるが、法則性のある明確な結果が出たことは、本実験によって、本セッションの効果を実証する結果が出たと言える。


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