日本医科大学情報科学センターによる脳波測定データ計測・考察
脳波測定データ計測・考察
元・日本医科大学 情報科学センター所属
国際総合研究機構副理事長
工学博士 河野 貴美子先生
日本医科大学情報科学センター
工学博士 河野貴美子先生にご協力いただき、「脳波測定実験」を行いました。
計測結果は以下の通りです。
【実験概要】
測定場所 | 東京都渋谷区 ハーモニーベルサロン・有待 |
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実験対象CD | 脳力Up 約18分 |
測定プロセス | 1実験につき下記6行程を行なった。
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実験期間 | 考察1と考察2は初回実験時のデータ。考察3と考察4は、2ヶ月間毎日、昼間にヘッドホンを使用して、1日3回脳力アップCDを聴いた後の実験データ。 |
【実験結果からの全般的所見】
実験開始時、男性はリラックス度を示すアルファ波の値がとても小さかったが、ハーモニーベル実験後、値が大きくなった。
さらに、2ヶ月後の再測定では、実験開始直後から、前回の実験終了時並みの大きさになっていた。男女とも2ヶ月後の実験時には、アルファ波の値が大きくなっている。
ハーモニーベルCDを2ヶ月間聴き続けた結果、被験者は二人とも集中すべきところで集中し、リラックスするところでリラックスすることができるといった、メリハリをつけられるようになった。
頭頂から前頭にかけて大きなアルファ波が出ている。
これはヒーリングミュージックなどを聴いている時の特徴といえる。
アルファ波と同時にベータ波も2回目の実験時に大きくなっているのでリラックスしつつ、脳の活性化がみられる。
脳波マップから、1回目の実験時より2回目の実験時のほうが右左脳の使い方のバランスと統合がとれている。
【考察1:ハーモニーベルCDを聴く前の安静時と聴いた後の脳波】
- <被験者 1> 38歳男性の場合
- <被験者 2> 35歳女性の場合
【河野先生の所見】
大きな変化はみられないが、男性、女性ともにリラックスしている状態。
【考察2:ハーモニーベルCDを聴くと聴いた後の暗算計算時の脳波】
- <被験者 1> 38歳男性の場合
- <被験者 2> 35歳女性の場合
【河野先生の所見】
男性も女性も、最初の測定時よりCDを聴いた後のほうがリラックスし、集中している。
右のイメージも使って暗算するようになった。
【考察3:2ヶ月間毎日ハーモニーベルCDを聴いた後、実験時にハーモニーベルCDを聴く前の安静時と聴いた後の脳波】
- <被験者 1> 38歳男性の場合
- <被験者 2> 35歳女性の場合
【河野先生の所見】
男性は、頭頂から前頭にかけて大きなアルファ波が出ており、ヒーリングミュージックなどを聴いているときの特徴といえる。
アルファ波と同時に、ベータ波も今回の方が大きくなっているので、リラックスしながら脳の活性化がみられる。
【考察4:2ヶ月間毎日ハーモニーベルCDを聴いた後、ハーモニーベルCDを聴く前と聴いた後の暗算計算時の脳波】
- <被験者 1> 38歳男性の場合
- <被験者 2> 35歳女性の場合
【河野先生の所見】
男性は、比較的左を使って計算しており、女性はリラックスして、左右バランスよく使いながら計算している。
どちらの方も、リラックスとともに集中して計算できている。
以上の実験結果を得ることができました。河野先生、ご協力ありがとうございました。